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2008/7/7 勿不敬
そういう私もあまり気がなかったのだったが。主催側の世話係りの人が友だちなので、それで行ったようなもの。終わってからの懇親会も、肝心な友は忙しくてゆっくり話す時間もなく、隣の席のやはり仲良しの人にビールを矢継ぎ早に注がれて酔ってしまった。
今年賞を受けた詩集の題名が「母不敬」だったかな? 不届きながらチラッと見ただけなので確かではないけれど。ほんとうは「勿不敬」と書いてあるのに、毛筆の崩し文字ゆえに「勿」という文字を「母」と読んでしまって、ずっと「母を敬わず」だと思っていたという内容らしい。
かの向田邦子さんだって、彼女のエッセイによると、野薔薇という歌の歌詞の「野中の薔薇」を「夜中の薔薇」だと思い込んでいたという。そんな思い違い、思い込みは誰にでもある。そのようなどこにでもありそうなことを一冊の詩集にするとは、やはり詩人はこだわる人たちなのである。
私も詩を書かなくては・・・。でもこだわることが多過ぎて、みんな手の指から砂のようにこぼれていってしまう。これも困ったものだ。何か一つのことにこだわっていた方がいいのかもしれない。しかし、詩を書くために生きるのはいやだ。生きているから書く、というのがいいと思っている。山頭火みたいな生き方は好みではないし、できるわけがない。
2008/5/24 しわかい詩話会に出かけた。講演が第一部、第二部は3人の詩作品をみんなで合評する。詩の勉強会だ。 今回は私が三人の中の一人となった。
合評される作品はいつもズタズタに評される。だから覚悟していたのだけれど、意外にもそれほどではなかった。それどころか褒められたりして。私としては未消化のまま提出したので、こそばゆかった。しかし・・・。「どこかで似たようなものを読んだことがある」と言われたのにはこたえた。それも仕方ないのだろう。考え方が似ている人がいて当然だから。私は平凡なのだ。 ほかのお二人の作品に対しては「それがどうしたの」というような評だった。それよりいいか。
講師は、パレスチナに出かけられたこともある方で、講演のタイトルは「戦争を語り継ぐ」だったけれど、現在の日本での戦争詩のあり方を述べられた。例えば原爆について書くと、反戦とか平和主義などの、立場としての作品になっていることが往々にしてある。自分の足元から離れない詩のほうが作品としてはよりよいではなか・・・というような。 そのほか「荒地」の戦後間もないころのアンソロジーを見せていただいたりした。黒田三郎ほか、そうそうたるメンバーが名を連ねていた。
しわかいだけにシワが増えた気がする。。。。
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